瀬戸大也選手の快挙と東洋医学の発想との関連②
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前々回世界水泳での瀬戸大也選手が前半の原因不明の絶不調を
「メダルなんかいらない。今自分が出来る最高のパフォーマンスが出来ればそれで良いんだ!」
と開き直って、初心に戻ってそれぞれの泳ぎを丁寧に確かめていたら・・・
いきなりビビビっとやる気スイッチが入り、
「ああっこれは行けるぞ!・・・と思って(やや興奮気味)。
何が何でも自分を信じて突っ込んでいこうと思った。」
そしてその結果翌日の400m個人メドレーではそれまでの絶不調が嘘のような、
すごい泳ぎを見せて、見事に金メダル獲得。
日本人選手では初の大会2連覇というおまけつきの大偉業を達成した。
この事実に大いに感動したと同時にこれが実は東洋医学の考え方、
整体の効果にも通ずるものがある。
とても示唆に富んだ事例である・・・・と言うお話をしました。
今回はその続きです。
この瀬戸選手の偉業達成が東洋医学の考え方、整体の効果とどう通づるかというと、
まずは何故開き直って初心にかえったとたんにやる気スイッチが入ったか…と言うところの私なりの解釈を説明します。
ともかく大会中結果が出ずにいた彼は大いに悩み、そして原因究明に苦しんだと思います。
そして悩み、探求すればするほど、迷路に入りこんでいったのではないかと思います。
「なんか波に乗ってないというか・・・すごい怖くて・・・」
このおよそ彼らしくない発言にそう感じてしまいました。
だからもうそうなったら最後は開き直るしかなかったんだと思います。
でもそれは決して安易に「もういいか、メダルなんか。」とあきらめたわけじゃあなかったと。
そう、あきらめたんじゃあないんですよ、決して彼は。
だってそんなことできるわけないですからね。
あれだけ周囲から期待されて、注目されて、
自らも堂々と「すべて金メダル奪る」って断言してたんですから。
少なくともこれまでの瀬戸選手の言動、残してきた結果、実績を考慮すれば、
簡単に金メダルをあきらめるなんてことは彼には出来るようなことではないはずだと思うんです、私は。
多分彼はレース前日直前まで悩み、苦しみ、あがいた・・・・原因不明の絶不調の原因究明とその解決に。
そしてその結果辿り着いた答えが
「もうメダルなんかいらない。今自分が出来る最高のパフォーマンスが出来ればそれで良いんだ!」
だったと思うんです。
これはあきらめではない。
これは開き直りですね。
結論は一緒でもそこに辿り着くプロセスが全く違う。
まずここが重要だと思います。
散々悩み、苦しみ、あがいた結果辿り着いた上の決断。
なのでもうこの時点で瀬戸選手には迷いがなくなってたんだと思います。
「メダルなんかいらない。今自分が出来る最高のパフォーマンスが出来ればそれで良いんだ!」
という思いに集中できたんですね。
この時それまで彼にかかっていた周囲の期待の重圧、プレッシャー、いろんな雑音、
そしてそれに思うように答えられない、焦り、いらだち、自分自身への怒り、
解決出来ないふがいなさ・・・などのあらゆる負の思い=ストレスから完全に吹っ切れたんだと思うんです。
そしてその後、初心に帰ってそれぞれの泳ぎを丁寧に確かめた・・・・。
そして、さあここから整体の効果、東洋医学の考え方との関連が説明出来てきます。
あらゆる精神的なストレスから解放された瀬戸選手はこのとき完全に余計なものが消えていました。
これを東洋医学的な考え方で言うと体の中で余計な滞りがなくなって、
本来体の中を巡っているはずのものが正常に巡るようになった・・とも言えます。
この体の中を正常に巡るべきものを東洋医学では「気・血・津」と言います。
気は生命パワー、血は血液、思ってもらうとわかりやすいです。
(津についての説明は今回の内容との関連性からここでは省略します。)
東洋医学ではこの「気と血と津」が正常に巡っていれば、
人は元気で健康でいられる・・・という考え方があります。
あらゆる精神的なストレスから解放された瀬戸選手はこのとき、
余計なものが消えてそれまで滞っていた気と血の流れが、
正常に巡るようになっていたと思います。
この気と血の流れが滞ることなく、より正常に流れたことで、
瀬戸選手の体中の細胞は活性化して本来の能力を
正常に発揮させる準備が整ったんですよ。
開き直り、忘れていた初心に帰り、精神的に平静、安定を取り戻したとき、
体中を巡る気と血も滞ることなく全身を巡った。
その結果、彼の精神にも肉体にも大きな変化が現れたんです。
本来持ってる能力をより正常に発揮できるような方向へと。
ここで整体の効果の説明を入れますが、
整体はともかく施術後に患者さんは血行が良くなります。
全身をもみほぐすわけだから当然ですね。
整体受けに来る患者さんは皆さん、痛い辛い、動きが悪いなどで来られます。
それらの原因は様々ですが肉体的なものと精神的なもの両方です。
肉体的な疲労、老化、運動不足、働き過ぎ、人間関係や仕事のストレスなどなど。
これらが肉体も精神も疲弊させ、その時その人の体の中では、
本来正常に巡るべきものが巡らずに滞っているのです。
それが先ほど説明した「気と血と津」です。
整体はいろいろな手技を駆使し、施術することでそれらを滞りをなくより正常に巡らせる療法です。
その結果患者さんは楽になるのですが今回の瀬戸選手の場合は
随行してる専属のトレーナーの方に肉体のケアは十分受けられてると思いますので、
それによる肉体的なケア効果と同時に、
何より開き直ったことで様々な彼の精神を重く押しつぶしていたストレスから解放され、その結果、
精神的なストレスにより滞っていた気、血の流れが正常に巡るようになったんですね。
これが大きかった。
このストレスからの解放→気血の巡りの改善が。
気血が体中を正常に巡るようになったんで彼の肉体は本来の機能を正常に発揮できる準備が出来るようになった。
それを実感した時があの「ビビビっと来た、完全にやる気スイッチが入った!」と感じた時だったわけです。
そしてそうなれば本来金メダルを取れるだけの能力を持っている彼が、
それを正常に発揮して、見事に現実に金メダルを獲得したというわけです。
どうでしょう、お分かりでしょうか?
〇開き直ったことで精神的なストレスから解放された。
↓
〇精神的なストレスから解放されたことで体の中の気血の滞りが解消された。
↓
〇体中の気血の滞りが解消されたことで正常に巡るようになった。
↓
〇気血が正常に巡るようになったので、
↓
〇瀬戸選手の持つ本来の精神、肉体のアスリート能力が正常に発揮された。
↓
その結果金メダルが取れた、
それはまさに
私の整体でコリやゆがみが改善され、
↓
コリやゆがみが改善されたことで、体の中の気血の滞りが解消された。
↓
体中の気血の滞りが解消されたことで正常に巡るようになった。
↓
気血が正常に巡るようになったので、
↓
患者さんの持つ本来の自然治癒力が正常に発揮された。
↓
その結果、痛い辛いの症状が解消されたように。
こう対比させてみるとわかりやすいと思います。
話の大きさは全然違いますが(笑い)。
つまり瀬戸選手の今回の大偉業は開き直ったことでストレスから解放されて、
その結果、彼の中でそれまで滞っていた気と血が正常に巡るようになった事が、
多分にその達成要因だったのではないかと思う・・・・ということです。
そしてそれはまさに私がいつも行っている整体の効果、東洋医学の考え方と同様のものだと言える・・・と思うわけです。
なのでとても示唆に富んだ事例だといった訳です。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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