内田さん、説明がとても上手になりました。
【SEASIDE 寿 漢方経絡整体院】
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◎生徒さんたちがどんどん腕を上げています。
◎今日は内田さんがかなり症状の説明が上手くなってました。
症状の説明、患者さんからの質問に適切に回答する・・・というのは施術するのと同じくらい重要な事です。
患者さんとの良いコミュニケーションを取ろうとする上で、信頼関係を構築する上でね。
先日先輩の牧村さんが奥さんを施術するのを見て「とても良い勉強になりました。」と言ってた内田さん。
◎今日は基礎医学の授業の総復習でいろいろな症状についての適切な説明がちゃんとできるかどうか？
というのを私が患者さん役、内田さんが先生役で実戦形式でやりました。
例えば
〇私の質問
①「先生、いつも肩こりに悩んでるんですが。肩こりってようするにどういう症状を言うんでしょうか？」
②「先生、医者では椎間板ヘルニアって言われました。これって何なんですか？」
③「先生、医者では脊柱管狭窄症ではないとも言われました。ヘルニアとは何が違うんですか？」
こんな質問を私が患者さんになりきって内田さんに質問します。
内田さんは実際に患者さんに質問されたと思って患者さんに説明するように回答するんです。
もちろん、これらの症状の
①内容②原因③主な症状④それに対する整体法はすでに基礎医学の学科講習で済ませているのでちゃんと理解できていればしっかりと説明、回答ができるはずなんですね。
ところがいざ実際にやってみると・・・これが上手くできないんですよ、最初は。
やはり緊張してしまうのか、自分では理解できててもうまく言葉にして患者さんに伝える・・というのが上手くできないんですね。
まずほとんどの生徒さんがそうですね。
やはり内田さんも最初はそうでした。
しかし、回数を重ね、やってくうちに説明にも慣れてきて、
そしてなにより患者さんにわかりやすく説明しようと努力する
その行為自体がより、症状の理解をさらに本物にしてゆき、
説明も上手に、回答も正確になってきましたね。
今日は以上の質問にも上手に答えられていました。
〇内田さんの回答
①「肩こりっていうのはいろいろな原因から頸や肩の周辺に疲労がたまり、それが血行を悪くさせて筋肉などが固くなって痛みや動きの制限が生じているような症状ですね。」
②「椎間板ヘルニアというのはいろいろな原因から脊椎と脊椎をつなぐ椎間板という軟骨部分がはみだして脊髄を圧迫して痛みやいろいろな支障を生じさせてる状態の事ですね」
③「脊柱管狭窄症とは主に加齢による脊椎の変形により、脊柱管が狭まりそのせいで脊髄を圧迫して痛みやいろいろな支障を生じさせてる状態の事ですね、椎間板ヘルニアとの大きな違いはその痛みのもととなる原因、症状ですね。」
これだけしっかり説明できれば、まぁ患者さんに納得、安心してもらえる説明だと言えますね。
で、それが出来るという事はそれに適した良い施術が出来るという事にもなるわけです。
ちゃんと症状を理解できてるわけだから。
以前より、ずいぶん自分が知ってる知識をただ羅列するだけ・・・・というのではなくなり、患者さんに伝わる説明になりました。
これも結局、そういう場面を想定して練習を繰り返すしかありません。
説明に慣れるという事ですね。
内田さんもけっこう私とやってるので、説明慣れしてきた…という事なんですね。
先ほども言いましたが説明になれる、うまくなるという事は
その分だけ、症状の理解も深く、正確になるので
それは施術技術の向上にもなります。
なにより良い説明が出来れば、
患者さんに喜んでもらえるし、
信頼も得られます。
良い説明が出来るようになるメリットはとても大きいのです。
内田さんもしっかりそれがわかってくれています。
彼のクレバーなところですね、
今後も更に練習して説明上手な整体師になってもらいたいと思いますね。
○ここまでお読みいただきありがとうございました。
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