瀬戸大也選手の快挙と東洋医学の発想との関連 ①
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連日の猛暑ですが、皆さん体調は崩してないですか？
今は熱中症はもちろんの事、逆にエアコンで冷やし過ぎてしまわないようにすることも忘れないでくださいね。
さて今回は連日夏の暑さを吹き飛ばすようなスポーツの快挙が、ニュースで見られていますが、
その中でとても整体の効果や東洋医学の考え方にも通じる示唆に富んだ事例があったのでその話をします。
それは世界水泳での瀬戸大也選手の４００ｍメドレー個人大会二連覇の偉業、快挙です。
実は大会前から私もひそかに彼には期待してました。
というのも有名な話ですが彼は超ポジティブシンキング人間。
どんな時も前向きな発想と発言をしてきて
そしてそれをここまで有言実行してきた選手だったんです。
その彼が「全部金メダル取る」と断言してくれてたので
「一体いくつ本当に奪ってくれるかな？」
と期待してたんです。
しかし、いざ開幕してみたら・・・・・
大会前半は原因不明の絶不調で金メダルはおろか
２００mバタフライ６位、
２００m個人メドレー準決勝敗退・・・・と結果が出せない。
しかも口から出た言葉が
「なんか波に乗ってないというか・・・すごい怖くて・・・」
とおよそこれまでの瀬戸選手からは考えられない
自信のない弱気な発言でした。
「おいおいどうした？
何があったか知らないがそんな発言、瀬戸選手らしくないぞ。」
私もその発言の変化に不安になっちゃいました。
結果が出ないから弱気なのか、弱気だから結果が出なかったのか・・・・
多分前者だと思いますが、彼の場合、
ともかくかなり追い込まれてるのは誰でもわかりますよね。
「このままだと本当に自分の能力を発揮できずに終わってしまう！」
瀬戸選手がそう思ったかはわかりませんが、その後、
追い込まれた彼はどういう行動に出たか？
これがじつはやはり最後のところで結果的にさすが瀬戸選手だ！…と言える行動に出るんです。
そしてその行動のおかげで彼は一転見事に金メダルを奪い取るんです！
ではそれは何をしたのか？と言うと、、それは、
まぁこういう状況だったら大概の人間がそうするだろうな。
てかそれしかないな…と言う行動に、彼もでました。
そう、開き直りです。
〇瀬戸選手の談話
「落ちるとこまで落ちて吹っ切れました。
もうこの大会では自分が出来るパフォーマンスをするだけで良いと思って
もうメダルなんかいらないと思って・・・・」
すごいですね～金どころかメダルそのものをあきらめちゃったんですね。
あの超ポジティブな瀬戸選手が・・・。
まぁ当然と言えば当然ですよね。
周囲の期待を一身に背負って、
半端ないプレッシャーの中で全力で泳いで、
結果、金どころか自分でも信じられない様な不本意な成績しか出せないんだから。
原因も不明だし、悩めば悩むほど迷路に入ってくし・・・・
となったらもう、開き直るしかない・・・・。
そりゃそうですよね。
わかります。
しかしこの発想の転換というか開き直りが
素晴らしい好変化、好結果につながってゆきます。
開き直った瀬戸選手は４００メドレー個人決勝の前夜は、
初心に帰ってそれぞれの泳ぎを丁寧に確かめただけでした。
水泳の練習の事はわかりませんが
この初心に帰って・・・てのが良かったんだと思います。
そしたら・・・・
〇再び瀬戸選手の談話
「もう最高のパフォーマンスが出来れば良いやと思って、
アップしてたら・・・・・、
「あれっ」て来たんですよ。
何かビビビッと来ました！
完全にやる気スイッチですね。。
ああっこれは行けるぞ！・・・と思って（やや興奮気味）。
何が何でも自分を信じて突っ込んでいこうと思った。」
〇金メダル獲得後の談話
「自分を信じて「出来る出来る」と思って泳いでいて
とにかく自分に身を任せてって感じで・・・・」
その結果・・・日本人初の世界水泳２連覇という快挙でした。
素晴らしいですね。
そしてこれってとても示唆に富む話だと思うんです。
結局開き直って、肩の力が抜けて、
周囲の期待というプレッシャーを自ら解放させて
本来の自分を信じる力を発揮できたんですよ。
その自分を信じる力が本来の自分の水泳の能力を正常に発揮させられたんですね。
今大会それが出来てなかった。
それがやっと出来た。
メンタルがフィジカルのパフォーマンスを最大限に発揮させる。
その素晴らしい実例だと思います。
これって整体にも通ずるものがあるんです。
というか正に東洋医学の概念にピッタリな実例です。
それは施術効果はもちろん実は集客や経営といった分野にも通用しますね。
次回この続きをお話します。
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